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造形の図学 |
小山 清男,面出 和子・著 B5判 172頁 本体2,718円 |
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美術や工芸,あるいはデザインというような,造形を学ぶ人たちを対象として,図学の概要を述べる。
平面図法のきわめて基礎的な作図から出発し,
立体図法では,図学における最も主要な領域に及んでいる。作図の視覚的効果
や絵画との関連を考慮して,軸測図法・透視投象についても詳述し,また,絵画作品の図学的分析図など,多くの参考図をあげて,広く造形との関わりを考えられるようにした。 |
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目 次 > |
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I |
序論─造形と図学 |
II |
平面図形とその構成 |
III |
立体の表示 |
IV |
基礎図形と基本立体 |
V |
空間における図形の関係 |
VI |
展開とその上の直線 |
VII |
軸測図法 |
VIII |
絵画と透視投象 |
IX |
視線と消失点 |
X |
消失点による図法 |
XI |
無限平面の透視図 |
XII |
陰影と虚像 |
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キュクロプスの窓-色と形はどう見えるか- |
小町谷朝生,小町谷尚子・著 B5判 172頁 本体3,787円 |
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キュクロプスとはギリシア神話にでてくる一つ眼の怪物である。人間は左右の眼で別々にとらえた情報を脳の働きによって一体化し,キュクロプスのように一つの外界像を見ている。そこには必然的に歪みが含まれ,それが色彩や形態の認知のうえに現れてくる。本書は,この双眼一視というかたちをもつ私たちの視覚作用の驚異を,多くの図版を通して説明しながら,読者を視覚世界の裏面に展開される不思議世界に案内する。デザインや造形を学ぶ人たちの必読書!! |
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目 次 > |
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第1章 |
見ることを解く |
第2章 |
視をつくる体制 |
第3章 |
光の世界・色彩の世界 |
第4章 |
視の反類型学 |
第5章 |
空間と形態 |
第6章 |
形態と視世界 |
第7章 |
色 彩 |
第8章 |
非定位の視世界 |
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女のかたち |
中尾 善保・著 A4変型判・上製函入 192頁 本体8,000円 |
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具体的に造形作品に即しつつ“女のかたち”を解き明かすなかで,著者の美術解剖学の永年の研究成果が余すところなく発揮された。また,文中の至る所に著者の心情が書き尽くされており,これほどまでに冴えた筆の運びで楽しく読め,しかもその蘊奥に触れられる読者は幸いである。 |
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殿 尻 |
腹 |
脚 |
腕(かいな) |
手と足 |
頭(あたま─かしら) |
顔貌(かおだち) |
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目 次 > |
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顔 |
詩的真実のかたち |
面 影 |
乳 房 |
表 情 |
頸 |
耳 介 |
背 中 |
腋 |
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