|
初学者のための生体機能の測り方-第2版- |
加藤象二郎,大久保堯夫・編著 B5判 340頁 本体3,000円 |
|
|
|
本書は,目に見えない生体機能・反応や目に見える人間行動の測定法と,そのデータのまとめ方について図や具体例を多用した平易な“ハウツウ”実習書として,1999年に刊行されたが,当時に比べ,ここ数年間におけるパソコンの性能向上と普及を背景に,生体機能の測定状況は劇的変化を迎えている。現在では計測機能とデータ処理機能とを併せ持つ,コンピュータ時代の計測機器が普及したこと,さらに,コンピュータの性能向上や研究知見を背景とした高度な解析手法が身近になったことにより,改訂版刊行に至った。本書はタイトルにもあるように初学者が学びやすいよう測定法やデータのまとめ方について,手順を示し,理解しやすいものとしている。 |
|
|
<目 次> |
|
I |
基礎知識編 |
1章 |
測るとは |
2章 |
身体の構造と機能 |
3章 |
電気生理学的測定器の基礎 |
II |
測定法編 |
4章 |
身体の大きさと動きを測る |
5章 |
反応を測る(反応時間) |
6章 |
心臓・血管系の働きを測る |
7章 |
目の働き・反応を測る |
8章 |
脳の働き・反応を測る |
9章 |
肺の働き・反応を量(測)る |
10章 |
筋肉の活動を測る |
11章 |
体温を測る |
12章 |
疲労を測る |
13章 |
性格・知能を測る |
14章 |
官能検査 |
15章 |
環境を測る |
16章 |
色・光・視覚特性を測る |
|
|
|
|
|
身体機能の老化と運動訓練-リハビリテーションから健康増進まで- |
藤原 勝夫,碓井 外幸,立野 勝彦・編 B5判 284頁 本体4,300円 |
|
|
我が国では高齢化社会が急速に進み,2010年には65歳以上の人口比率は20%を超えるであろう。これと並行して生活や仕事の機械化が加速度的に進み,運動不足病を急増させている。また近年,多くみられる高齢者の転倒,転落,接触事故では長期にわたる介護が必要である。一方では,高齢者にとって生活の質的な改善視点から,老人会や健康教室などで各種のスポーツや運動を楽しむ機会も多くなってきた。本書では,これらをふまえて身体機能の老化を正確に把握し,その知識をもとにリハビリテーションから健康増進までの幅広い運動訓練の方法を紹介している。 |
|
|
< 目 次
> |
|
1章 |
形態の老化 |
2章 |
骨の老化 |
3章 |
筋の老化 |
4章 |
呼吸機能の老化 |
5章 |
循環機能の老化 |
6章 |
神経系と運動制御の老化 |
7章 |
高齢者の動作様式 |
8章 |
高齢者のための運動療法 |
9章 |
運動処方 |
10章 |
健康増進のための運動訓練 |
|
|
 |
|
改訂 身体活動と体力トレーニング |
藤原 勝夫,外山 寛・著 B5判 212頁 本体2,857円 |
|
|
体力と自然・生活環境との関わりを述べ,トレーニング
の意味を幅広い視点からとらえる。体力測定の方法やデータ,具体的な トレーニング 法については豊富な図版や写真を用いて解説してあり,体力トレーニングに励む一般
の人,学生,さらには体育を専門とする人にとってのよきガイドである。また旧版では内容的に不十分な箇所や,理解する上で必要と思われた図表を新たに加えた一例として,“肥満の原因と予防”について。は大幅に加筆。さらに持久力の体力診断を容易に実施するために,その原理と測定法,運動における立位
姿勢保持機構の役割,重力の場での適応現象などがわかりやすく加筆されている。 |
|
|
<
目 次 > |
|
1章 |
体育と体力トレーニング |
2章 |
トレーニングの必要性 |
3章 |
体力と健康 |
4章 |
運動におけるエネルギー代謝 |
5章 |
運動時の筋活動 |
6章 |
筋の収縮特性と筋線維組成 |
7章 |
体力測定の方法および測定値 |
8章 |
トレーニングの原理とトレーニング法の基礎 |
9章 |
ウォーミングアップ |
10章 |
運動強度と運動量の表し方 |
11章 |
エネルギー系に焦点をあてたトレーニング方法 |
12章 |
筋系に焦点をあてたトレーニング方法 |
13章 |
脂肪の減量 |
14章 |
日常生活と体力─フィールド調査から |
15章 |
からだづくりの実践─金沢大学体育実技を中心に |
|
|