titleリンク

感性をめぐる商品開発─その方法と実際
長沢 伸也・編著 A5判 240頁 本体2,380円
 
本書は感性を考慮したうえでの商品開発の必要性について,日本感性工学会感性商品研究部会員による13編の論文をまとめたものである。各著者がそれぞれに,どのようなモノやコトがどのように人の感性に影響を与えるのかをわか りやすく,かつ実践的に解説しているので,感性工学を学ぶ学生のテキストから商品開発の現場に携わる企業人の参考資材としてまで,幅広く活用できる内容となっている。これからの商品開発のために,必読すべき1冊である。
第2部 感性商品研究・開発のための手法・仕組み
3章 ハンカチの感性工学的研究
4章 自動車における新たな感性のエンジニアリング
5章 まちづくりと感性
6章 山梨大学における感性教育の実例
7章 航空機の検査と感性
第3部 五感をめぐる感性商品開発
8章 色に対するおいしさ感と感性商品
9章 工業製品の形と感性
10章 「『とっても』やわらかい音」の作り方
< 目 次 >
第1部 感性工学・感性商品研究総論
1章 感性工学とビジネス
2章 感性工学の目指すべきこと
11章 統計的官能評価手法とコーヒー豆の香りへの適用
12章 味覚センサーの開発
13章 テクスチャーの感性工学
 
感性商品開発の実践─商品要素へ感性の転換
長沢 伸也・編著 A5判 216頁 本体2,380円
 
商品開発において,使い手(消費者)の感性を作り手(製品開発者)がいかにしてとらえ,その感性を商品要素としていかに転換・取り込めるかが重要であり,また,逆に商品要素へと転換した作り手の感性を使い手に対して,いかに的確に伝えることができるかが重要である。本書は,それを満たすために,感性の抽出方法から,抽出した感性の商品要素への転換・取り込み方法までを商品開発の実例に沿って,解説をしている。転換の方法論もその対象物も様々なモノを取り上げており,各分野の製品開発担当者のお役に立つ1冊であることは疑う余地がないであろう。
第3章 環境意識が購買行動および環境対応商品に
及ぼす影響
第4章 自己組織化マップによる商品企画支援システム
第5章 消費者指向食品開発に向けた感性評価法
第6章 類似関数を用いた感性的手法による検索と
その応用
第7章 感性に着眼した「まちづくり・ものづくり」への
アプローチ
第8章 感性工学とファッション製品
第9章 感性地図
< 目 次 >
第1章 近未来,コト・モノつくり構想
第2章 地域特産品と感性
第10章 キリン「生茶」の商品開発・管理とマーケティング
第11章 化粧品開発と感性
第12章 ヒトの気持ちをくんだ感性家電製品の開発
 
キリン「生茶」・明治製菓「フラン」の商品戦略─大ヒット商品誕生までのこだわり─
長沢 伸也・川栄 聡史 共著 四六判 152頁 本体950円
 
本書はキリンビバレッジのメガヒットドリンク「生茶」と明治製菓の大ヒット菓子「フラン」について,実際に行った商品企画・開発およびマーケティングにまつわるエピソードを商品開発担当者のインタビューとして紹介し,その中で直面した苦労,工夫などを検証し,大ヒットにこぎつけた要因などを解りやすく解説する。そして,商品開発において,ヒット商品を生み出すための手段と妥協なきこだわりを実際のエピソードに沿って検証し,各食品関連製造業者で商品開発を行う際に,いかにすれば良い商品,売れる商品を作り上げることができるのかということの足掛かりとなることを目的としている。さらには,商品開発はどのように進められているのか? そして,商品開発担当者には,どのような資質,能力が求められるのか? ヒット商品づくりに情熱を燃やす,キリンビバレッジと明治製菓の第一線の開発担当者へのインタビューにより,その実像に迫るのが本書の目的である。
3. 品質の作り込み
4. 新しい価値創造と「生茶」の完成
5. 成分分析と消費者調査
6. ネーミング
7. パッケージデザイン
8. 広告戦略
9. 発売後
10. 「生茶」二年目戦略と「聞茶」
11. 「生茶」商品戦略のまとめ
第2章 明治製菓「フラン」の商品戦略と企画のための七項目
1. 開発背景
2. フランの商品企画
3. 二律背反の克服
4. 新商品「フラン」の商品化
5. 広告戦略
6. 「フラン」発売後
< 目 次 >
第1章 キリンビバレッジ「生茶」の商品戦略
1. 開発背景
2. 商品戦略
7. 「フラン」商品戦略のまとめ
8. 企画としての七項目
9. 商品企画担当者の適正に関して
10. まとめ
 
[ HOME ]